BNB(バイナンスコイン)を買う前に!知っておきたい特徴と注意点を解説

BNB(バイナンスコイン)を買う前に!知っておきたい特徴と注意点を解説

BNB(バイナンスコイン)とは、海外の仮想通貨取引所バイナンスが発行した仮想通貨です。

BNBは2017年に誕生してから徐々に知名度を上げていき、2021年7月現在では時価総額第3位となっています。

仮想通貨投資家の間では、よく知られている銘柄の一つでしょう。

 

とはいえ、仮想通貨に詳しくない方にとっては、

「BNBってどんな仮想通貨なの?」

「今後値上がりしていくのか気になる」

と感じているのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、BNBの概要や役割・値動き・今後の将来性について解説します。

最後まで読めば、BNBを買うべきかどうかの投資判断ができるようになりますよ!

 

BNB(バイナンスコイン)とは?その特徴を3つ解説

BNBの概要は下記の通りです。

 

名称 バイナンスコイン
ティッカーシンボル BNB
発行枚数 2億枚
現在価格 約3万5000円
時価総額ランキング 約6兆円
発行主体 3位
公式HP https://www.binance.com/ja

バイナンスがBNBを発行したのは、取引所を開設する前。

2017年6月26日から7月3日の間にICOを実施し、資金を集めています。

 

ICOとは「Initial coin offering」の略称で、仮想通貨の発行を通じて資金調達することです。

当初、BNBはイーサリアムのブロックチェーンを利用していましたが、後にバイナンス独自のブロックチェーンである「BSC(Binance Smart Chain)」に代わりました。

 

それではBNBには、どのような役割があるのでしょうか?

BNBの特徴を3つ解説します。

 

BNBの特徴① バイナンスでの基軸通貨となっている

BNBはバイナンスの基軸通貨です。

基軸通貨であるため、取引通貨ペアとしてBNBを利用できます。

BTC/BNB、ETH/BNBといったように、主要銘柄からマイナーな銘柄まで取引可能。

 

バイナンスがBNBを基軸通貨としている理由は、「集客するため」であると考えられます。

バイナンスの利用者が増えれば、基軸通貨であるBNBの取引数も増えていくと想定されるため、BNBの価値は上がります。

 

するとBNB自体を求める投資家が増えて、さらに利用者を増やせるでしょう。

BNBが基軸通貨となっていることで、バイナンスの集客に一躍買っていると考えられます。

BNBの特徴② 手数料の支払いに利用される

BNBはバイナンスの手数料に用いられています。

バイナンスの基本手数料は0.1%ですが、BNBを活用すると手数料を抑えられるのです。

 

下記の表をご覧ください。

1年目 50%割引
2年目 25%割引
3年目 12.5%割引
4年目 6.75%割引
5年目 割引なし

手数料は取引所を利用する際のコストとなりがちですが、BNBを活用すれば、コストを軽減できます。

 

BNBの特徴③ 少額両替が可能

BNBを使用すれば、仮想通貨を少額で両替できます。

仮想通貨の取引では、送金時に僅かな仮想通貨をウォレットに残してしまうケースがありがち。

 

ですがバイナンスなら少額の仮想通貨をBNBに替えられるのです。

両替できるのは、評価額0.0003BTC以下の資産。

例えば1BTC=400万円であれば、0.0003BTC=1200円であるため、1200円以下の仮想通貨をBNBに両替できます。

 

これまでのBNBの値動きをチャートで確認

多くの役割を持つBNBですが、これまでどのような値動きをしてきたのでしょうか。

チャートで確認してみましょう。

 

まずは2018年までの動きです。

2017年は「仮想通貨元年」と呼ばれた年。

市場全体がバブル相場であり、BNB含めてどの銘柄も高騰しました。

ところが翌年以降、バブルは弾けて市場は冷え込みます。

 

次に2019年ですが、この年も市場はまだ盛り上がっていませんでした。

多くの取引所で利用者数が停滞している中、バイナンスは「DEX(分散型取引所)」「バイナンスローンチパット」のリリース、そしてBNBの取引通貨ペアを増やすなどのサービス拡充をしてきたのです。

 

その結果、BNBは少しずつ値上がりし、6月には最高値更新しています。

そして2021年以降はDeFi(分散型金融)がブームとなり、再び相場が過熱します。

2021年1月以降は高騰し、5月には最高値を更新しました。

 

このように仮想通貨市場の過熱度やバイナンスのサービスリリースにより、BNBの価格は上昇してきたのです。

 

BNBに投資する前に知っておきたい注意点を解説

BNBはバイナンスのサービス開始から価格上昇を続けていますが、投資する前に押さえておくべき注意点があります。

投資を考えている方は、ぜひ知っておきましょう。

 

注意点① 各国がバイナンスに対して警告を出している

バイナンスは世界最大の取引所の一つですが、各国がバイナンスに対して警告を出しています。

 

例えば英金融行動監視機構(FCA)やケイマン諸島の通貨局(CIMA)、そしてリトアニア中央銀行などは「バイナンスはライセンスを取得していない」として、投資家に対して注意喚起を促しています。

日本も同様に、バイナンスに対して「認可を受けていない取引所」として警告を出しているのです。

 

注意点② SECから目を付けられる可能性

バイナンスが米証券取引員会(SEC)に目を付けられる可能性もあるでしょう。

 

SECは2020年12月、仮想通貨XRPを発行しているリップル社に対して訴訟を起こしています。

訴訟となった要因は、「SECの認可を受けずにXRPを販売しているため」です。

 

もし仮想通貨に対するSECの見解が厳しくなれば、バイナンスも何らかの規制を受ける可能性があるでしょう。

 

BNBの将来性は?価格を予想するためのポイント2選

ここまでBNBの特徴や値動き、そして注意点を開設しました。

それでは今後のBNBの価格はどうなるのでしょうか。

 

ここでは値動きを予測するためのポイントを解説しましょう。

 

ポイント① BNBがバーンされていく

BNBは定期的にバーン(焼却)されており、少しずつ枚数が減っています。

バーンとは、仮想通貨を消滅させて総発行枚数を減らすこと。

バーンすればBNBの希少性が上がるため、インフレ対策になるのです。

 

バーンされる頻度は三か月に一度。

バイナンスの出来高に応じてBNBが処分されています。

最終的にBNBの発行枚数は、2億枚から1億枚にまで減る予定です。

 

ポイント② 様々なサービスを提供している

上記の通り、バイナンスは様々なサービスを提供しています。

特に話題になっているのは、バイナンス独自のブロックチェーンである「BSC(Binance Smart Chain)」と、「Binance NFT」でしょう。

 

BSCは多くの団体によって使用され始めており、DeFiブーム時には多くのDEXが構築されました。

そしてBinance NFTは、NFTの出品・落札できるプラットフォームです。

 

他にもバイナンスは多くのサービスをリリースしているため、多くの投資家から利用されています。

今後も投資家の注目を集めるような、新しいサービスが始まっていくでしょう。

まとめ

今回はBNBについて解説しました。

BNBは少額両替やバイナンスでの手数料軽減に活用できる、バイナンス独自の仮想通貨。

これまでバイナンスの利用者の増加に伴い、徐々に値上がりしてきました。

 

ところが各国政府はバイナンスに対して警告を出しているため、今までのように利用者を獲得するのは困難になっていくかもしれません。

バイナンスは今後、規制当局と協力していきつつ継続的にサービス提供していく必要があるでしょう。

もし各国でバイナンスが認められれば、BNBの価格はさらに高騰すると考えられます。

 

これからBNBへの投資や、バイナンスの利用を検討している方は、余剰資金の範囲内で投資を始めるのがおすすめです。